2020年3月31日火曜日

校長の日記 最終回

 
3月31日は年度の最後の日です。毎年繰り返してきた3月31日ですが、私にとって今年の3月31日は特別な日でした。
 1959年に生まれた私は昨年の7月に還暦となり、今日を60歳で迎えました。定年で年度の最終日を迎えました。60歳を一つの節目と考えていましたので、今日で校長の職を退くことにしました。
 教員生活37年間を無事に終えることができました。今まで関わったすべての人たちの支えがあってこそのことだと思います。ほんとうにありがとうございました。
 37年間は今から思えばあっという間のことでした。大学を出てすぐに和泉市の教員となりましたが、あのとき校長として定年を迎えることになるなど夢にも思いませんでした。いまだに反省することばかりで、こんな私が校長していていいのだろうかと考える毎日でした。
 今振り返ると37年間にいろいろなことがありました。数え上げればきりがありませんが、多くのことがよみがえってきます。楽しい思い出には、すべて子どもの成長の姿が映し出されます。担任していたクラスのこと(文化祭の舞台発表には必死に取り組みました)、国語の授業のこと(日本で一番よくわかる文法を自負していました)、野球部の顧問をしていた時のこと(絶対に無理だと思っていた大阪大会優勝も経験させてもらいました)、校長になって多くのクラブの応援に行ったこと・・・。
また逆に子どもたちの心を傷つけてしまったこともあったかもしれません。この場を借りてお詫びしたいと思います。
 石尾中学校での10年、郷荘中学校での7年、信太中学校での11年、校長として槇尾中学校で4年、和泉中学校で3年、そして南池田中学校で2年。ほんとうに多くの人との出会いがありました。出会った全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。
 しばらくゆっくりしたいところですが、明日からは縁があって再任用として和泉市教育センターに勤務することになりました。微力ですが和泉市の教育に貢献できればと思います。
 新型コロナウィルスの影響で、春休み中も南池田中学校で生徒の姿を見ることはできません。生徒たちに見せることはできませんが、桜は満開を迎えようとしています。その桜に見送られながら南池田中学校を後にし、私の37年間が終わりました。
 そして、槇尾中学校から始めた校長ブログもこれで最終回となりました。今まで読んでくださった読者のみなさん、ありがとうございました。これからのみなさんのご健康と、ご活躍を祈念し、ブログを終わろうと思います。
 ありがとうございました。

2020年3月24日火曜日

修了式

 今日3月24日は修了式です。新型コロナウィルスの影響で、1,2年生は3月2日以来の登校となりました。
 学校はやはり子どもがいてこその学校です。生徒の元気な姿や、元気な声があって、ほんとうにいいなあと感じました。
 登校してくる生徒たちをいつものように玄関で迎え、「おはよう」の声をかけました。ただ、いつもと違うのは、ほとんどの生徒がマスクをしていたことと、保健の先生と二人で、手にアルコール消毒のボトルを持ち、登校してきた生徒に手の消毒をしてもらったことです。そして、「おはよう」のあとに「元気ですか」と声をかけたことです。うれしいことに、みんな素直に両手を出し消毒液を受けてくれ、「はい、元気です」と返事を返してくれました。
 修了式は本来は体育館で行いますが、今日は各教室で、窓を全開にして、放送での修了式となりました。体育館でみんなの顔を見ながら話したかったですが、感染のリスクを最小限にするためにそういった形での修了式となりました。
今年は暖かい日が多く、昨日は大阪でも桜の開花宣言が出されました。校内の桜はまだ咲いていないようですが、入学式の頃に咲くチューリップが満開で、登校してくる生徒を迎えてくれました。
 教室では、私の話の後に、担任から通知表と数枚のプリントを配られ、あっという間に久々の登校も終わってしまいました。
 次回の登校は4月8日の予定です。新型コロナウィルスの感染がどうなっているかわかりませんが、そのころには終息し、平常通りの新学期が迎えられることを祈るばかりです。
 
 以下が放送で行った今日の修了式での私の講話です。


 おはようございます。
 まさかこんな形で修了式を迎えることになるとは夢にも思いませんでした。新型コロナウィルスの感染が世界中に広がり、感染のリスクを少しでも減らすために、3月が臨時休校となりました。そして今日の修了式も大勢の人を集めることは避けなければならず、放送での修了式となりました。
 まず、在校生のみなさんへの報告ですが、3年生235名は3月13日に無事卒業式を終えました。在校生の代表に式に入ってもらうこともできず、卒業の歌を歌うこともできない中でしたが、先輩たちは立派な姿で卒業していきました。まずはみなさんに報告しておきます。
 今日は修了式です。1年間で学ぶことを修了したということで、修学旅行の修という字を書いて修了式と言います。最後の1か月授業ができず、それぞれの学年で学ぶことすべてを終えることはできませんでしたが、できなかった分は来年度必ず学習するので心配しないでください。
 今年度の始まり4月の始業式では私はみなさんに次のような話をしました。ちょうど桜が満開だったので、桜の話をしました。桜は1年かけて春に美しい花を咲かせるために木の内側で全身でピンクに染まろうとしているということを話しました。今のこの時期の桜はきっと木全体で美しい色を出そうとしているときです。みなさんもあれからちょうど1年経ちました。4月に立てた目標通り、自分の中身が自分の思う色に染まっていますか。ちょうどこの時期はそれを考えるときです。みなさん一人ひとりが自分自身を振り返り、新しい学年につなげてほしいと思います。 
 2年生は、いろいろなことに思いっきり力を発揮できる学年ですと言いました。勉強面、運動面、そして生徒会活動などで充実の2年生を過ごせましたか。私は2年生はこの1年間で大きく成長した姿を見ることができました。これからの1年間、さらに新しい目標をもって進路決定に向かって進んでください。
 1年生は、1日も早く中学校に慣れてくださいと言いました。もうみなさんは立派な南池田中学校の生徒です。この1年で経験したことをもとに、4月に入学してくる新入生の立派な手本となって、あこがれの先輩となってください。みなさんにはきっとできると思います。
 南池田中学校の生徒として私からみんなにしてほしいといった2つの目標「あいさつをすること」と「授業を大切にする」こと。この二つも守ってくれたのではないかと信じています。
 先日卒業した3年生は入試前の面接練習の時、南池田中学校のいいところとして「笑顔があふれてあいさつの良くできるところです」と多くの人が答えてくれました。生徒会目標にもあった「SMILE」と「あいさつ」をこれからも南池田中学校の伝統として受け継いでいってほしいと思います。今年何度か話した「南池プライド」を忘れずに頑張ってください。
  明日からの春休みも学校は休業が続きます。部活動も4月8日の始業式までできません。学校に来られない日が続き、生活も不規則になりがちかもしれませんが、今日を機会にもう一度生活リズもを立て直してください。春休み中の部活動もすることができませんが、この休みを一人ひとりの弱みを克服するチャンスととらえて、勉強と適度な運動を心がけてください。先日の土曜日には、何人かの生徒が自主的にボランティアで町の清掃活動をしてくれていました。素晴らしいことです。こういう時にしかできない活動はきっと身の回りにあるはずです。家の手伝いも立派なことです。ぜひ、普段できない何かを見つけてやってみてください。
 今朝登校してきたときに学校が美しく輝いていることに気づいた人もいたことだと思います。廊下はピカピカに光っています。これは先生方がみんなが登校したときに少しでも気持ちよく思ってほしいということで、休みの間に何日もかけてしてくれたことです。こういう素晴らしい先生方をこれからも信頼して力を合わせてがんばってください。
 それでは、新型コロナウィルスの感染が心配なときですが、健康に気をつけて、4月8日には元気に登校でき、学校生活が日常に戻ることを楽しみに私の最後の話を終わります。

2020年3月13日金曜日

第37回卒業式

 南池田中学校第37回卒業式を挙行しました。
 
新型コロナウィルスの感染拡大の中、昨日のブログで紹介した体制で行おうとしていた矢先、和泉市で2名の感染者が確認されたとの情報が入りました。市教委の判断で、昨日以上の厳戒態勢で卒業式は行っていいということになりました。登下校の際には生徒の手指の消毒や、式の間は体育館の窓を開放しておくなど、昨日よりも新たに感染症対策を強化しての式となりました。
 国歌、校歌もいつもなら式に向けて練習し、当日はピアノ伴奏で歌っていましたが、今日はテープを流してのものとなりました。マスクをしたままでしたが、国歌も校歌も卒業生たちは立派に歌ってくれました。中学校の最後に歌った校歌は1番の歌詞だけとなりましたが、歌いなさいと言わなくても歌う姿に感想を覚えました。
 卒業証書授与も全員の名前を読み上げ、起立した後にクラスごとに代表一人に渡す形となりました。淡々と進んでいきましたが、マスク越しに発する「はい」の返事に、中学3年間の思いを感じ取ることができました。
 私の式辞と、PTA会長からのお祝いの言葉で卒業式は終わりましたが、厳粛な中で終えることができました。
 卒業生が退場した後、学年主任が3年間の思いを保護者に話すと、温かい拍手をいただくことができました。無事に今日の日を迎えることができ本当に良かったと思います。
 例年なら保護者は最後のホームルームの行われている教室へ行きますが、今日は校舎内への立ち入りを遠慮していただきました。卒業生が教室から出てくるまでの間を体育館内で過ごしていただきました。その間何名かの保護者と話をしました。こんな形での卒業式になったお詫びをすると、こういった形でも開催できたことをありがたく思うというお言葉をいただき少し安心しました。
 私の最後の卒業式がこんな形になったことは残念ですが、立派な子どもたちの姿を見て救われた気がします。卒業生のみなさんも最後がこんな形になってしまったことを申し訳なく思いますが、何年か後に、ひとつの思い出となってくれればありがたいです。
 今日卒業したみなさんが、しあわせな人生を歩んでくれることを心から祈りたいと思います。
 
 以下は、ぎりぎりまで悩んだ今日の式辞です。卒業生の何人かがこのブログで読み返してもらい、少しでも私の思いをわかってくれればうれしいです。


 
 新型コロナウィルスの影響で突然の休校となり、三年生の最後の、そして一番大切にしたい二週間を仲間とともに過ごすことができませんでした。みなさんもとても残念に思ったことでしょうが、先生たちも悔しい気持ちでいっぱいでした。今日の卒業式も開催できるか心配していましたが、こういった形ではありますが開催することができ少しホッとしています。 
保護者のみなさま、本日はお子様のご卒業まことにおめでとうございます。ウィルス感染のリスクを最小限に抑えるということで和泉市教育委員会の指示に従った形で授与式を行わせていただいています。ご理解をお願いいたします。今日で義務教育九年間の課程が終わります。本日を持ちまして、南池田中学校の保護者を卒業されることとなりますが、今後は地域の学校として南池田中学校を支えていただくことをこの機会にお願いしたいと思います。

南池田中学校第三十七期生、二百三十五名のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんにとって中学校での三年間はいかがでしたか。私はみなさんとは二年間のお付き合いでした。わずか二年間でしたが、印象に残っていることは数え切れません。どんな場面でもみなさんの素晴らしさばかりが浮かんできます。それぞれの思い出を大切にしたいと思います。
 生徒会が目標として掲げてくれた「スマイル」。先日面接練習をしましたが、その中で、「南池田中学校のいいところはどんなところですか」という質問に、多くの人が「笑顔があふれていて、しっかりあいさつするところです」と答えていました。「スマイル」の生徒会目標が浸透していることを実感しました。「笑顔とあいさつ」が備わっていることはほんとうに素晴らしいことです。その答えを聞きながらうれしい気持ちになりました。「笑顔とあいさつ」をこれからも忘れずにいてほしいと思います。
この二年間で私が歌った曲、坂本九さんの「上を向いて歩こう」とみなさんも二年生の合唱コンクールで歌った「心の瞳」。この二曲は名曲で、これからもきっと歌い継がれていくことだと思います。私がこれらの曲を歌ったことには意味があります。これからのみなさんの人生で、ひょっとして壁にぶつかっているときに、どこかからこれらの曲が流れてくるかもしれません。その時に、中学校の校長が歌っていたことを思い出してください。私の名前や顔を思い出すのではなく、中学校の校長が歌っていたことを思い出し、そこから仲間と共に頑張っていた中学校時代のことを思い出してください。そのことがきっと、壁を乗り越える力となってくれることだと思います。
 中国の思想家に孔子という人がいます。孔子の言動を弟子がまとめたものを論語と言います。その中に、孔子が自分の人生を振り返ったものに次のようなものがあります。「我、十有五にして学に志す。三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして矩を超えず」というものです。十五歳は、学ぶことを志した年令です。新しい進路先に進むみなさんは、十五歳の今からが学ぶことのスタートだと思ってください。ちなみに私は六十歳で、耳順う年、つまり人の意見に素直に耳を傾けられるようになった年令だということです。そう考えると私自身まだまだ未熟で、これからもみなさんと一緒に成長していかなければと考えます。この孔子の言葉を節目節目で思い返し、自分自身の人生を振り返ってみてください。
 昨年度のスーパー台風による被害、今年の新型コロナウィルスの感染など、予想もしなかった脅威が次々と地球を襲っています。みなさんがこれから学びを重ねていく中で、将来の地球を救う術を見つけ、そういった分野で活躍する人が出てくれればとてもうれしく思います。
 そろそろお別れの時間です。 最後に、三年間みなさんの成長を見守ってくれた、学年主任の先生の学年通信「BELIEVE」の最終号にあった言葉を紹介します。「何があっても、人とのつながりと一歩踏み出す勇気をもって」 これは三年生の先生方から三年間の思いを込めたはなむけの言葉です。この言葉を胸に、南池田中学校で学んだプライドを持って、ぜひ大きく羽ばたいてください。
 みなさんの人生に幸多かれとお祈りし、お別れの言葉とします。卒業おめでとう。


          二〇二〇年 令和二年三月十三日
    
           和泉市立南池田中学校    校 長 松井昭浩

2020年3月12日木曜日

卒業式準備完了

 
いよいよ明日卒業式を迎えます。卒業生が学校に来ない日が続いているので、不安な気持ちでいっぱいです。卒業式の準備もいつもは在校生と先生とでやっていたものを、今日は朝からすべて先生たちの手で行いました。おかげで会場は卒業生を迎えるばかりとなりました。
 いつもなら3年生が学年で練習したり、予行演習を行ってから卒業式を迎えていましたが、今年は全くのぶっつけ本番です。
 
卒業式挙行にあたっては、新型コロナウィルスの感染に最新の注意を払わなければなりません。明日は、和泉市教育委員会からの指示にしたって、卒業生と保護者(一家族につき2名まで)のみの参加で、在校生や来賓の参列はありません。また、長時間になってはいけない(式は1時間以内)ということなので、生徒数の多い南池田中学校は、卒業生の名前は呼びますが壇上に上がるのは各クラス1名ずつということにしました。壇上での話も校長とPTA会長のみです。歌についても飛沫感染のリスクを避けるという意味で、生徒の合唱はなくなりました。
 
3年間の最後がこんな形でとても残念ですが、これが今できる精いっぱいの卒業式です。卒業式をすることや、保護者の参列、また、授与の仕方等、賛否両論あると思いますが、ご理解いただきたいと思います。
 体育館入り口での手指の消毒、マスクの着用、受付でのお名前の記入等ご協力いただきたいと
思います。また、生徒、教職員もマスクを着用して式に臨みます。
 私にとっても37年間の教員生活最後の卒業生となると思います。それだけに残念な気持ちが強いです。明日話そうと思っていたことがたくさんありましたが、時間を短くしなければならず、多くのことをお話しできません。いつもは1週間前にできていた式辞も迷いに迷った末にようやく先ほどできました。いつもより短い内容ですが、私の思いが伝わればうれしく思います。
 3年生の先生方も、しばらく卒業生の顔を見ていないことに大きな不安を感じています。先生たちは最後の卒業式をできるだけ厳粛に行おうと考えています。3年生の学年通信最終号の最後は「最後まできちんと締めくくってください。みんなが主役の式です。最後に担任の先生をがっかりさせないように、お願いします。」という言葉でおわっています。学年通信のタイトル「BELIEVE」、3年間で培った信頼を明日見せてほしいと思います。
 では明日、元気なみなさんにお会いできることを楽しみにしたいと思います。

2020年3月11日水曜日

東日本大震災から9年

 今日は公立高校一般選抜の入学試験がありました。昨日も子どもたちの顔を見なかったので全員がちゃんと試験に行ってるか不安なことろもありましたが、どこからも受験に来てませんの電話もなく、無事受験が終わったようです。新型コロナウィルスで厳戒態勢の中での受験でしたが、ここまで終えることができてよかったと思います。19日の発表でいい結果が出ることを待ちたいと思います。
 受験生のみなさんお疲れ様でした。
 さて、今日3月11日は、9年前に東日本大震災の起こった日です。新型コロナウィルスでそのことを忘れてしまいそうですが、こんな時だからこそ、なお一層災害に備える気持ちを新たにしなければなりません。生徒が登校していれば、先生から東日本大震災の話を各クラスでしてもらうつもりでした。それがかなわないので、職員朝礼で先生方には、災害への備えをもう一度確認してほしいと話しました。
 これを読まれた方は、身近な人にあの日のことを話し、ぜひ自分自身の思いを伝えあってほしいと思います。

2020年3月9日月曜日

3年生入試事前指導

 臨時休校中ですが、3年生の公立高校の一般選抜を受験する生徒は今日登校日でした。出願に先生たちが行ったために、受験票は生徒の手に渡っていません。今日登校してもらい、受験票を渡すと共に受験の最後の激励と諸注意をしました。
 本来なら体育館で一斉に話をするところですが、感染のリスクを最小限に抑えるために、高校ごとに教室に分かれての指導となりました。
 先週の月曜日以来の登校で、生徒がどんな様子で登校してくるか不安もありました。登校してきた生徒に、玄関で「おはよう」の後に「体調は大丈夫?」と声をかけると、「はいっ!」時の元気な返事が帰ってきました。30分ほどの滞在時間でしたが、帰りには保健の先生と玄関で、下校する生徒に手の消毒をするついでに「がんばっておいでね」と声をかけ見送りました。
 臨時休校で生徒の顔を見ることのない日が続いていましたが、ひさしぶりに元気な様子を見ることができ、少しほっとすることができました。
 明後日の入学試験、いい結果が出ることを祈ります。

2020年3月4日水曜日

出願完了

 今日から公立高校一般選抜入試の出願が始まりました。
 本来なら学校から出願に一斉に出発というはずでしたが、今日は臨時休校中でそういうわけにはいきません。新型コロナウィルスへの感染が心配で、どういう風にすればいいかを考えていたところに、出願は中学校の教師が行くようにしてほしいとの要請が教育委員会からありました。そこで、今日は3年生の先生だけではなく、1、2年生の先生も動員して公立高校の出願に行きました。今日出願予定だった生徒の分は全員無事に出願が終わったので、どうぞご安心ください。受験票は9日に学校に事前指導で登校したときにお渡しします。
 大阪市のライブハウスでの感染がニュースになっています。まだまだ不安は尽きませんが、休校中は不要不急の外出はできるだけ控えて、感染から身を守ってください。

校長の日記 最終回

  3月31日は年度の最後の日です。毎年繰り返してきた3月31日ですが、私にとって今年の3月31日は特別な日でした。  1959年に生まれた私は昨年の7月に還暦となり、今日を60歳で迎えました。定年で年度の最終日を迎えました。60歳を一つの節目と考えていましたので、今日で...