2019年10月29日火曜日

3年合唱コンクールリハーサル

 
今日は雨で始まりました。昨日の夕焼けでひょっとして天気予報が外れ、昔の人の知恵が勝るかとも思いましたが、やはり今の気象技術のほうが正確でした。昨夜鎌を研いだ人は今朝の雨を恨めしく思ったことでしょう。昔はそういうことも多々あったのではないでしょうか。
 さて、3年生は11月6日の合唱コンクールに向けて、リハーサルを行いました。当日の発表順に課題曲と自由曲をそれぞれ1番だけ歌いました。
 それぞれのクラスが音楽の授業やHRの時間、あるいは放課後の時間に練習をしています。他のクラスの歌声を聞くことはないので、今日のリハーサルで初めて他のクラスの歌を聴き、大きな刺激となります。私も6クラスの合唱を今日初めて聴きましたが、まだまだ大きな差がありました。今日の差はクラスの意識の差が表れていると思います。
 
リハーサルの最後に、学年主任の先生からは、「今年の合唱コンクールは単に中学3年生の合唱コンクールというだけのものではありません。高校では、芸術教科は選択制なので、音楽を選択できなかったときは、合唱コンクールというものを経験することはできません。もしかすると、今回の合唱コンクールがみなさんにとって最後の合唱コンクールになるかもしれないのです。もっと、重いものと受け止めて、悔いのない取り組みをしてください。」というお話がありました。また、音楽の先生からは「今は実力の差なのか、意識の差なのか、クラスによって出来に大きな差がありました。けれど、まだ、あと1週間という時間があります。この1週間の取り組み方がとても大切です。」という話がありました。3年生は、それらの話を真剣に聞いていました。
 リハーサル後の放課後、3年生はどのクラスも、準備期間中の30分の時間をオーバーして練習をしていました。放課後の校舎には歌声が響いていました。
 本番までの1週間、どんな仕上がりになるかがとても楽しみです。素晴らしい合唱コンクールになることを楽しみに待ちたいと思います。

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