2019年10月28日月曜日

夕焼けに鎌を研げ

 
   今日の夕日はとても美しく、思わず写真を撮りに校舎西側の非常階段を3階まで上りました。去年のブログ9月25日にも美しい夕日の写真を載せ、タイトルは「秋は夕暮れ」でした。四季の中で、やはり秋の夕暮れが最も美しいかもしれません。
 今回のタイトルは「夕焼けに鎌を研げ」ということわざです。これは、夕焼けは次の日に晴れることが多いから、明日の農作業に備えて鎌を研いでおけという教えを表しています。天気は西から変化してくるので、西の空が晴れているということは、明日は晴れる可能性が高いということです。
 ところが、天気予報はというと、明日は雨のちくもりとなっていて、このことわざ通りにはならないようです。昔からの知恵が正しいか、最新の気象技術が正しいか、明日の天気が見ものです。できれば、晴れを希望します。
 
   さて、文化祭の練習も佳境に入ってきました。2年生は全クラスが舞台発表に取り組みます。劇をするクラスや動画を作るクラスなどがあります。劇のクラスは、教室での稽古がなかなか面白いです。面を頭につけて練習しているクラスや、大道具を使って練習しているクラスなど様々です。出来上がりはもちろんですが、取り組む過程でクラスのまとまりや仲間づくりができればいいと思います。昔、担任をしていた時に劇に取り組んだことも何度かありました。ある時には、劇の監督をした生徒がそのときのスローガンとして「心はひとつ!」と言い続けていたことを思い出します。(その時の生徒がこれを読んでいてくれたら感激です)また、別の時には、3年生のクラスで劇に取り組んだことがきっかけで、ある生徒は高校でも演劇をしたいと思い、演劇部のある学校に進学したこともありました。その生徒は高校を卒業してからも演劇を続け、何度か観に行かせてもらいました。そんなことも、今の文化祭の取り組みを見て感じました。
 あと十日ほどの準備期間をぜひ素晴らしい時間にしてください。

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