2019年8月30日金曜日

和泉市中学校生徒会サミット

 
桃山学院大学聖ヨハネホールで、「第9回和泉市中学校生徒会サミット」が開催されました。
 和泉市内10校の生徒会役員が一堂に会し、あるテーマについて意見交換をします。南池田中学校からは5名の生徒会役員が参加しました。
 今年の討議のテーマはまず、「部活動について~学校に部活は必要か~」ということと、次にその話し合いを受けて「部活動の時間が少なくなることによって増える時間の使いかた~中学生に自由な時間は必要か~」ということでした。
 グループ討議をしたあとに、全体討議という形でサミットは進んでいきました。さすがに各校の生徒会役員が参加しているだけあって、今日が初対面とは思えないほど活発な話し合いが行われました。南池田中学校からは5名の生徒会役員が参加し、他校の生徒たちと意見交換をしていました。それぞれのグループに桃山学院大学の学生も加わっており、討議の中で自分自身の意見も出してくれていました。
 今日の討議を聞いていて感じたことですが、後半のテーマ「自由な時間」について、自由な時間をどう使うかということでは、スマホやゲームが多いことに驚きました。自由に使っていい時間をスマホやゲームに費やすということが、中学生にとっての自由ということになるのでしょうか。
 討議の中で、「中学生に自由時間は必要か」という話が出てきました。その中で、必要という意見の理由として、「好きなことに使えるから」というものが出てきました。自由な時間の大半を費やしているスマホやゲームということは、好きなこと=スマホやゲームということになるのでしょうか。私の感覚では、自由な時間=好きなことに使える時間=趣味に使える時間が一般的な気がします。ということは、中学生の趣味はスマホやゲームということになるのでしょうか。
 今日の討議の中では、「趣味に使う」という言葉は全く出てこなかったように思います。「読書」や「楽器の演奏」や「映画鑑賞」などが、今日の自由な時間の使い方の中に出てこなかったのは、時代のせいなのでしょうか。
 中学生だけでなく、私たち大人も、自分のやるべきこと、例えば勉強であったり仕事であったり以外に、やりがいや生きがいを見つけることは大切なことだと思います。今日の中学生たちの話を聞いていて、自分自身の自由な時間の使い方についても考えるきっかけとなりました。
 

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