2019年8月29日木曜日

三葉学園小中一貫教育全体会

 
和泉市では、3年前の南松尾はつが野学園の開校と同時に、すべての中学校の小中学校が小中一貫校としてスタートしました。小中一貫校といいますが、同じ敷地内に小中学校がある施設一体型の小中一貫校は南松尾はつが野学園だけで、他の9中学校区は施設分離型の小中一貫校です。今あるそれぞれの学校の場所で教育活動を行いますが、小中9年間一貫した教育内容を行うというものです。
 南池田中学校区は「三葉学園」という名前の小中一貫校です。施設が分離した中での小中一貫校なので、先生たちで話し合う機会を多く持たなければなりません。3校の全ての先生が一堂に会する機会が年間3回あります。今日はそのうちの1回で、午前中は中学校の道徳の授業を小学校の先生が参観に来られ、午後は研修会を中心に行いました。
 今日のテーマは、「キャリア教育」で、まずは小中9年間の最後の中学校での進路指導についてを、中学校の進路指導の先生に話してもらいました。特に公立高校の入試の合否に関係してくる「自己申告書」や「アドミッションポリシー」については、小学校から意識して力をつけなければならないということで、小学校の先生も驚かれたことがあったかもしれません。次に、和泉市教育センターの指導主事の先生に、キャリア教育として小中9年間でつけなければいけない学力についての話をしていただきました。
 その2つの講演の後で、「小中9年間を見通して、児童・生徒につけていくべき力とは何だと思いますか。そのために小中で取り組んでいきたいことは何ですか。」とうテーマをグループに分かれて話し合いました。
 2学期に向けて、今日の研修会で学んだことを全ての先生が意識しながら、南池田中学校区の子どもたちの教育に当たっていきます。

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