インフルエンザが流行しだしました。週明けの今日、2年生の一クラスを学級閉鎖にすることになりました。
学級で何名以上の欠席で学級閉鎖になるかが正式に決まっているわけではありません。インフルエンザに数日前にかかって、次の日から登校できる生徒もいれば、その日から発熱した生徒など状況は様々です。これまでの経験で言うと15%~20%の罹患者が出ると学級閉鎖を考えなければならないと思います。学校医さんと連絡を取り、罹患の状況を伝え、相談のうえで、閉鎖をするかどうかと日数を決めることになります。
学級閉鎖になると、生徒は学校が休みになるので、インフルエンザにかかっていない人にとっては嬉しいことかもしれません。けれど、その時点で約2割のクラスメートがインフルエンザで苦しんでいることを思えば、そんなに喜んでもいられないことです。また、週末にインフルエンザが流行し、学級閉鎖の期間が土日に含まれてしまうと、そのクラスの生徒は部活動にも参加できないことになるので、週末からの学級閉鎖はできるだけ避けたいという思いもあります。
インフルエンザは最近では、ワクチンや特効薬がありますが、やはりじゅうぶんに気をつけなければならないと思います。
私のインフルエンザの思い出は、阪神淡路大震災と重なってきます。24年前の1月17日に阪神淡路大震災は起こりました。平成7年当時は、成人の日が1月15日と決まっていた頃で、その年は成人の日が日曜日だったため、翌16日(月)が振替休日でした。つまり、地震の起こった1月17日(火)は3連休明けということでした。
地震の起きたその日、私が勤務していた学校は、屋上の貯水タンクが傾いたため、途中で授業を打ち切ることになり、それはそれで大変でした。ところが、私は翌日から高熱で、その後の三日間は学校を休まざるを得ませんでした。地震直後ということで、医者も休診しており、インフルエンザの検査を受けることも、薬を処方してもらうこともできず、とても苦しい三日間を過ごしました。40℃を超える熱が出たのは、あの時が初めてでした。病院が開いていないときに家族にうつしてはいけないので、ひとり隔離した状態で三日間を過ごしました。
インフルエンザは主に飛沫で感染します。この時期には、マスクを着けることと手洗いをすることが感染予防に大きな力を発揮します。学校でも休憩時間の換気等をしながら、感染を予防したいと考えています。これから、インフルエンザが大流行とならないことを願うばかりです。
なお、インフルエンザに感染した場合は、お医者さんに書いてもらった「登校に関する意見書」を提出しないと登校できません。「登校に関する意見書」は南池田中学校HPからプリントアウトできますので、学校に取りに来てもらうか、そちらで入手してください。
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