2018年11月14日水曜日

調理員さんの心遣い

 
和泉市の中学生は、毎日の昼食は各校で調理員さんの作っている給食を食べています。私も和泉市の中学校出身ですが、私の中学生時代からずっと続いています。おかげで毎日温かい昼食を食べることができています。
 生徒と調理員さんの接点はあまりありません。給食当番で、給食室に取りに行く人たちがほんの一瞬だけ調理員さんと顔を合わせるくらいです。けれど、調理員さんたちは毎日、給食を食べる生徒たちのことを考えながら、調理や準備をしてくださっています。
 今日の給食にはヨーグルトがついていました。調理員さんの仕事は、こういった物の数を数えて、クラスごとに分けることも含まれます。ヨーグルトはビニール袋に入れて、それをクラスの給食当番が運んでいきます。
 今日の給食室の棚を見て感動しました。調理員さんがヨーグルトを写真のようにきれいに並べて袋に入れただけでなく、下にはトレイを敷いて、当番の人が運びやすいようにしてくださっていました。同じヨーグルトでも見た目もおいしく感じられるし、何より調理員さんの愛情がこもっています。
 今日は給食室のほんの些細な一コマでしたが、いつもこういった気持ちで給食を作ってくださっていることを思って、明日からの給食をおいしくいただいてください。

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