2018年10月1日月曜日

台風一過

 台風一過の秋晴れと昔はよく言ったものです。最近の台風は、台風が過ぎ去ったあともなかなかすっきりした晴天にはなりませんでしたが、今日は比較的さわやかな秋らしい天気になりました。
 台風24号は心配していたような被害にはならず、ほっと胸をなでおろしました。コースがやや南寄りになったために、風の向きも前回とは違い、それほどの強風が吹かずに済みました。けれど、前回の台風21号の教訓で、早めに避難する方も多く、和泉市内では365名の方が避難所に来られたようです。南池田中学校にも約20名の方が避難に来られました。
 
台風25号もすでに発生し、24号に近いコースを辿っています。今年はもう台風は懲り懲りです。日本列島には近づかないことを願うばかりです。
 台風一過の今日は、朝の始業時間を前もって遅らせていました。2時間目から生徒は元気に前向きに授業に取り組んでくれていたようです。午後は、芸術鑑賞で「能」に触れる時間となりました。 
 「能」は約650年前にできた日本の伝統芸能です。650年前というと室町時代になります。日本に古くから伝わるものではありますが、馴染みがないのも事実です。今日は、能の説明をわかりやすくしてもらった後、生徒たちの参加するコーナーや、「高砂」と「羽衣」を演じてもらいました。
 650年の歴史ある伝統芸能です。聞いてて懐かしさや心の落ち着く部分もありました。これをきっかけに日本の伝統芸能にも興味をもってもらえればと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿

校長の日記 最終回

  3月31日は年度の最後の日です。毎年繰り返してきた3月31日ですが、私にとって今年の3月31日は特別な日でした。  1959年に生まれた私は昨年の7月に還暦となり、今日を60歳で迎えました。定年で年度の最終日を迎えました。60歳を一つの節目と考えていましたので、今日で...