2019年10月7日月曜日

芸術鑑賞とさんま

 
5、6時間目は芸術鑑賞でした。1年に一度芸術鑑賞を行なっていますが、昨年度の古典芸能「能」に続き、今年は、和太鼓の鑑賞を行ないました。「倭太鼓 飛龍」さんに来ていただき、体育館で90分間の公演をしてもらいました。
 「倭太鼓 飛龍」は大阪を拠点として活動している和太鼓グループです。いろいろなところで活動されており、ある製菓会社の梅をモチーフにした飴のテレビCMに出ていたり、阪神タイガースの開幕戦のオープニングセレモニーに出演されたりもしています。
 今日は、和太鼓の迫力ある演奏をたっぷり聞かせてもらいました。途中で、生徒も舞台に上がり、一緒に太鼓をたたかせてもらう場面もありました。演奏を聴くだけでなく、笑いもある楽しい舞台でした。生徒たちも立ち上がって体育館中央に集まり、太鼓に合わせてノリノリの場面もありました。リーダーの方の声に合わせて、生徒たちも声を出すのですが、3年生は乗ってくる生徒が多かったですが、まだ2年1年はどこか遠慮する場面が見られました。
 また、近隣のみなさまには突然大きな音が聞こえ、驚かれたことかと思います。ご迷惑をおかけしたと思います。今日の音はこの取り組みのためでした。申し訳ございませんでした。
 
今はちょうど祭の時期です。この地域には祭はないので、太鼓をたたいたり、鳴り物の音を聞くことも少ないかもしれません。今日は貴重な経験をしたことだと思います。
 「倭太鼓 飛龍」さんはいろいろなメディアにも出ているそうなので、意識しているとどこかで目にすることがあるかもしれませんね。
 話は変わりますが、今日の給食は、「さつまいもごはん」に「さんまの塩焼き」「豚汁」でした。秋を感じる献立で、私の好きなメニューのうちの一つでした。「さんまの塩焼き」ですが、今年はさんまが不漁というニュースを見るので、味わって食べました。食べ終わった後に3年生の教室を回って食事風景を見ていて思ったことがあります。「さんまの骨は食べないの?」ということです。
 私はさんまは骨も食べます。教室では一生懸命さんまをほぐして、骨と身に分けている人がいました。今日の塩焼きなら骨もじゅうぶん食べることができます。
 
今から、30年近く前に担任をしていた時、いつも席が一番前に座っていた男子生徒が給食のさんまの塩焼きの骨を残していました。私が骨まで食べている様子を見て、「先生、なんで骨まで食べるの?」と聞いてきました。当時はさんまの出る回数が多く、さんまが出るたびに「さんまは骨も食べるものだ。」と言い続けていました。すると、いつの頃からか、その生徒はさんまは骨まで食べるようになりました。あれから30年。その生徒に会うことはありませんが、会う機会があれば「さんまは骨まで食べてる?」と聞いてみたいと思いました。
 さんまの骨を食べていない人。一度挑戦してみてください。案外食べられるものですよ。食べるときはあくまでも自分の責任で、くれぐれも刺さらないように注意してください。

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