2019年10月11日金曜日

辞令交付式

 
6時間目は辞令交付式でした。後期の生徒会本部役員の8名と各種委員会の代表に辞令を交付しました。
 南池田中学校の生徒会本部役員の任期は1年間なので、これから来年の9月までの活動になります。また、各種委員会の人たちは半年間の活動になります。中学生の新鮮な感性を最大限に活かし、ぜひ生徒主体の生徒会活動にしていきましょう。
 
また、今はテスト1週間目の期間に入っているので、放課後は教室に残って勉強している人たちの姿も多くありました。
 明日から3連休ですが、台風の行方が心配です。大型で非常に強い台風です(10月11日15時45分現在)。明日は南池田中学校が避難所になることがあるかもしれません。大きな被害とならないことを願うばかりです。

 以下は、今日の辞令交付式での私の講話です。
「みなさん、こんにちは。
 まずは、旧の生徒会本部役員さん、各委員さん ご苦労様でした。前期の生徒会のみなさんは先日活動報告をしてくれました。多くの活動で成果を上げてくれました。ありがとうございました。
 そして、今日辞令をお渡しした新しい本部役員さん、各委員さん、これから半年間よろしくお願いします。このあと後期の活動目標のお話があります。それぞれの目標がぜひ実現できるようにしっかりと取り組んでください。
 生徒会は今日辞令をもらった人たちだけのものではありません。ここにいるすべての人が生徒会の会員で、毎月会費を納めています。そのお金で部活動や学級での活動、委員会活動などを運営しています。お金の面だけでなく、みんなが会員なので会員のメリットをぜひ生かしてください。
 さて、今日はみなさんに自分の口から出る言葉の大切さについて話したいと思います。先日ミュージシャンとして活躍していた人で、34歳のときに脳の病気で倒れ、右手の自由と聞く力、そして言葉を失った方のお話を聞く機会がありました。自分自身の言葉を失ったために言葉の大切さを余計に実感できるようになったとのことでした。
 できるだけ自分の口から出す言葉は前向きな言葉にすることが大切です。その方のお話の中でとてもよくわかるたとえ話がありました。
 「南口さ~ん」と口に出せば、南口さんはは気づいて、こちらに来てくれるでしょう。「松井さ~ん」と呼べば、松井さんはこちらに来てくれるでしょう。口に出した言葉はそういう風に、自分の方に注意を向ける力があります。では、「しんどい」とか「つらい」が口癖の人は、きっと「しんどさ」や「つらさ」をひきつけてしまっているのではないでしょうか。逆に「ありがとう」や「楽しい」という言葉を口に出していれば、そういうことを自分の周りに引き付けてきます。そういう言葉を言う機会が増えるとみなさんの周りに楽しいことは増えてくるものです。みなさんも自分の口癖を考えてみて、もし、マイナスのことを多く言っていた人は発する言葉を変えてみましょう。「ありがとう」をたくさん言っている人はぜひその「ありがとう」をもっと多くしてください。自分の周りにありがとうの言葉が多く飛び交う素晴らしい空間ができてくると思いますよ。
 これからも生徒会が中心となり、あいさつに取り組んでもらうとともに。「ありがとう」の言葉とSmileのあふれる南池田中学校にしてください。そうすれば、きっと半年後には、南池田中学校の雰囲気が変わったなあと思えるはずです。それでは、これからの半年間、みなさんの力をあわせて、目標達成に向けて進んでいってください。」

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