2019年7月5日金曜日

ピンポンパールと3年生聴力検査

 
登校時に、写真のような光景を毎朝見ることができます。何人かの人が必ずピンポンパールの水槽の前に立ち、金魚を眺めています。最近はピンポンパールの誕生もあったので、その成長に興味を持っている人も多く、なかなか微笑ましい朝のひと時です。
 見ていると心が和む金魚ですが、育てるのはなかなか大変なことです。用務員さんがピンポンパールの世話をしてくれていますが、先日の停電のときにはピンポンパールの命を救うための奮闘がありました。酸素を送るためにポンプが動いていますが、停電になると当然そのポンプも作動しません。停電のあった日曜日の朝、気づいた先生が、私に連絡を入れたののほぼ同時に用務員さんにも連絡をしてくれました。もしもポンプが止まっていることに気づかずに月曜日の朝を迎えていると、っほぼ24時間酸素の供給が止まることになります。そうなるとおそらく、大半の金魚が死んでしまったことでしょう。
 用務員さんは、慌てて予備の電池式のポンプに交換し、足りない台数分を新しく購入することで金魚の命を助けました。また、玄関の金魚だけでなく、りぼん学級で飼っているグッピーの水槽のポンプも電池式に替えてくれたおかげで、多くの命を救うことができました。
 いったん停電すると、いろいろなところに影響が出ることと、とっさの行動が大切だということに改めて気づきました。ほんとうに今回の停電は「金魚迷惑(きんぎょめいわく)」な話でした。
 
6時間目、3年生は聴力検査をしました。オージオメーターという機械を使って、聴力を調べます。学校教育法では、中学1年生と3年生で調べることになっています。
 耳にヘッドホンを当てて、「ピーッ」という音が聞こえたら手に持っているハンドルのボタンを押すというものです。
 オージオメーターという機械ですが、なぜこういう名前なのかを調べてみました。すると、「オージオ」とは「audio」、つまり一般的な発音は「オーディオ」で、「オーディオ機器」の「オーディオ」と同じだということがわかりました。「オーディオ」とは、「可聴周波の」という意味で、簡単に言うと「音声」ということにもなります。
 これで何となく「オージオメーター」は聴覚を測る機会であることは納得できたのではないでしょうか。
 この土日から部活動は夏の大会が始まるようです。悔いの残らぬよう頑張りましょう。

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