2018年8月20日月曜日
野球部和泉市大会
夏休みも残り1週間です。各部活動も新チームが始動しています。野球部は今日から和泉市新人大会が始まりました。
和泉市には9校の中学校と1校の義務教育学校中学部があります。昨年度は部員不足で、合同チームでの大会参加が3校ありました。けれど今年度は4月に新入部員が入り、まだまだ人数不足の学校はありますが、とりあえず全ての学校が単独チームで試合に臨むことができています。
中学校の野球部は軟式野球で、俗に言う「軟球」を使っています。硬式野球と違い、打球が遠くに飛びにくく、ロースコアの試合が多くなります。しかも中学校の試合は7イニングまでなので、今年甲子園で話題となった「タイブレーク」になることも度々あります。大阪府の中学校のタイブレークのルールは、7回が終わった時点で同点の場合は、ノーアウト満塁から攻撃を始めます。打順は、7回の続きからになります。そこで、大体は決着がつきますが、それでも同点の場合は、最後に出ていた9人ずつでくじを引いて勝敗を決めます。記憶をたどれば25年ほど前から「タイブレーク」を行っていたと思います。(最初は「プレーオフ」と呼んでいました。)
軟式野球がロースコアが多いということで、この夏から中学生の軟式のボールがモデルチェンジしました。今日の試合でそのボールでの公式戦を初めて見ましたが、打球は遠くへ飛ぶようになっていると感じました。これまでなら、外野の前のフライかなと思うような打球の上がり方が、外野の頭を越えていくのも何度かありました。ポールのモデルチェンジで中学校の試合がどう変わっていくか楽しみにしたいと思います。
そして夏の甲子園も佳境に入っていますが、中学校軟式野球出身の好投手がたくさんいることをうれしく思いました。金足農業の吉田投手をはじめ、済美高校の山口投手、星稜高校の2年生エース奥川投手などなど、調べてみれば軟式野球出身の投手がこれ以外にも多くいます。(調べたデータがまちがっていたらすいません)
さて、今日の和泉市大会ですが、南池田中学校は初の公式戦をみごとコールド勝ちでスタートを切りました。これから1年間で強いチームを作ることも大切ですが、それ以上に見ていて気持ちのいいチーム、好感の持てるチームを目指してほしいと思います。
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