2019年7月15日月曜日

全て感動!

 3連休の3日目、部活動の夏の大会で、引退をかけての戦いもありました。
 
サッカー部は、三市一町大会の予選リーグが南池田中学校でありました。相手は和泉中学校でした。相手チームは勝てば予選突破、南池田中学校は引き分け以上で予選突破といずれも引退をかけての大一番でした。相手の和泉中学校は私が2年前まで校長を務めていたので、3年生には知っている生徒がいます。そんな中でのキックオフとなりました。
 試合は前半、相手チームが優位に試合を進め、1点を先制されました。試合はそのまま前半を終わりました。後半、早めに追いつきたいところでしたが、後半立ち上がり直ぐに追加点を奪われてしまいました。
 劣性のまま試合は進み、残り時間も10分を切った頃、ようやく1点を返しました。その時点では残り時間もわずかで、どうにか一矢を報いたという気持ちが正直なところでした。ところが、終了間際に、見事に劇的な同点ゴールがうまれ、2-2の引き分けで試合を終え、予選リーグ突破が決まりました。
 敗色濃厚の中、最後まで諦めずにゴールを目指した姿に感動を覚えました。同点ゴールの瞬間には、思わず立ち上がって大きな声を出していました。次の試合もあきらめない姿勢で頑張りましょう。それと、素晴らしい試合をした和泉中学校にもエールを送りたいと思います。悔しい結果で終わりましたが、今日は2年前からたくましく成長した姿に感動しました。サッカー部での経験をこれからの人生の糧としてください。
 
午後には、男子バスケットボール部の大阪大会2回戦と3回戦がありました。2回戦は、リバウンドが思うように取れず、前半戦6点のリードを許しての折り返しとなりました。後半になってようやく動きがよくなり、最後は10点以上の差をつけて3回戦へと駒を進めました。
 2時間後の3回戦は、立ち上がり両チームともなかなかシュートが決まらない展開でした。最初にペースをつかんだのは相手チームで、前半を13点差をつけられて終わりました。後半は一進一退の試合展開で、第3クォーター終了時点でも13点差のままでした。なかなか点差を詰められない中、残り2分を切ったところから怒涛の反撃を見せ、一時はワンゴール差まで詰め寄りました。ところが残念ながら力及ばず、最後は4点差の涙の敗戦となりました。
 試合は負けましたが、最後の追い上げは見事でした。最後の粘りには、保護者のベンチは感動の渦に包まれました。今日の試合は負けてしまいましたが、堂々と胸を張っていい敗戦です。残りの中学生活も今日の粘りを忘れず頑張ってください。
 今日のサッカーの試合と、男子バスケットボール部の試合に同級生がたくさん応援に来ていることにも感動しました。同級生がつながっているんだなあと思いました。
 今日一日、全てが感動の一日でした。

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